ファッションは着る人の個性や好みを世界共通で誰でも演出できる気軽なコミュニケーションツールだと思っています。
同じ洋服でも着る人によって見え方が変わったりするのも洋服ならではの面白さ。自分だけのファッションコーデを考えて、実践して周りから「オシャレだね」と言われた時は堪りません。


オシャレな人ほど、自分がどういう服を着たらオシャレに見えるのか理解しています。
オシャレな人と、オシャレじゃない人は紙一重の差です。要するに自分を見せるのが上手いか、下手かの違い。
ただ、誰しもが最初からオシャレになった訳ではなく、どんなイケメンやモデルでも誰しもがダサい時期というのを通り過ぎてオシャレになっていきます。

(ダサい時期の勝手なイメージ)
私自身も昔はダサすぎて公開することすら恥ずかしい時代を過ごしてきての今なので、今はファッションについて分からなくても、これから経験を積んで自分の着たい服が見つかれば大丈夫。
今回はそんな昔の私がバイブルと崇めて、今でも毎月購入している雑誌LEONについて話していきます。
LEONとの出会い。

(ある意味、LEON)
私がLEONを読み始めたのは20歳の頃です。当時ファッションモデルをしていた3つ上の先輩(関西人)のアドバイスで読み始めました。
当時はファッションは好きでも、ファッションのことは全く分からず、ファッション雑誌を買った事もありましたが、結局1回買ったきりで、定期的に読んでいる雑誌もなかった状態です。


もりくんの服はバラバラで、結局自分が何着たいか分かってへんやろ?
それで手渡されたのがLEONでした。
先輩なりにバラバラの服の中から「どういう服が似合うか、どういう服が好きそうか」を考察した上で選んでくれたそうで、当時の私にはそれが超能力のように感じた記憶があります。
センスのある世界


当時は「センスって何?」とずっと考えてて、若かった私は「センスがあれば何でも出来るのか!」と勝手に高揚してセンスを追い求めていた可愛い時代がありました。
余談ですが、この人の口癖が何でもかんでも「センスや。」と言う事をあとで知ります。

(センスのある世界イメージ図)
キッカケは他人からの紹介で読み始めたので、出会いは意外と普通です(つまらなくて申し訳ない)
ただ、ファッションが好きと言っても頭の傍らで、たまに考える程度でしたので、この時は私自身が、これからLEONを毎号買うようになるとはその時は思っていませんでした。
LEONを読んだ感想は?

(雑誌とは全く関係ありません)


ふむふむ、Tシャツ1枚で6万円。
お〜、指輪が40万か。
この時計は280万。
まぁ、こんなもんだろう。
さてさて。
・・・
・・・
・・・
あの…
・・・
・・・
・・・
俺の月収15万なんですが(当時)
当時の私には全てのアイテムが手が届かないものばかりで、知らない世界の本を見せられているような気分だったのを今でも覚えています。
ですが、手が届かないとわかると逆に欲しくなるもので「将来はコレが欲しい」「絶対買ってやる」みたいな若いなりの野望が湧いてきたのは、当時の私には大収穫でした。
LEONは買えないけど憧れで、いつかはこうなりたいと思わせてくれた雑誌でした(by:当時の私)
今でもLEONを読んでる理由は?

(何度も言いますがLEON違いです)
あれから4年近く経って、当時は買えなかったアイテムも、ある程度のアイテムは買えるようになり、紹介されていたアイテムやLEONのWebサイトで購入したこともあります。
そうなると、今だにLEONを読んでいるのはなぜ?と思われるかもしれません。
LEONは俺の人生観を買えるキッカケをくれたバイブル。
だから、今でも読むのさ…(花輪くん風)
内容を突き詰めて説明すると、今の私はシンプル目なファッションが大好きで、その中でもファッションの本場イタリアからのインスピレーションを受けたファッションが好きです。
シンプル目なコーデにやんちゃさや、遊び心を入れるようなコーディネートが特徴のイタリア系ファッション。



そんな大好きなコーデをLEONはスナップや特集を組んで説明したり、紹介しているので、本場イタリアには足を運べない私でも雑誌を読むだけで本場の世界観が伝わってくるのは安い買い物だと思って購入しています。
他の雑誌では日本人モデルがメインだったりする中で、イタリア人のジローラモをメインモデルで起用していたり『スナップLEON』ではイタリア人で統一されていたりするので、私からしたら「最高…!」以外で言う言葉がありません。
憧れであり、目標でもあるファッションが雑誌に載っている。
それが私がLEONを継続的に読み続けている理由です(普通すぎ?)




お洒落な人ほど自分を表現するのが上手で、遊び上手な人も多いので、イタリア系のファッションは結構チャラい。
チャラい人に対しては賛否両論ありますが、そこがイタリアファッションのミソで、イタリアファッションの魅力なのでこれからもLEONとイタリアファッションを追い続けていきます!
母へ、来世はイタリアに産んで下さい(切実)
by もりもり。