都内やミナミ界隈に行くと、高級ブランド品で身を固めた人がわんさか登場する訳ですが、世界屈指のブランド品を身につけているのにも関わらず不思議と『オシャレさよりも品の無さ』を感じてしまいます。
目立たれることが嫌いな日本人からして『ブランドのバッグってオシャレに見える?』という問いに『YES』と答える人の方が少ないどれだけいるのかも疑問が残ります。


日本人は主張は海外の人たちと比べると控えめですが、その中でも良く見られたいという考えを持った人種なので、控えめな人が意外とブランド品大好きだったりするんですよね。
ロゴや特徴がさりげな〜く入っているアイテムより『ブランド全開MAX』の方が目立ちますし見栄も張りやすいので、持っている人の数も多いですが、いかんせん主張が強すぎてダサい。。。

そもそも、センスはお金じゃ買えない


生まれた時は一糸纏わぬ姿で誕生する訳で、生まれながらにセンスのある人は存在しません。
センスのある人は生きながらにセンスを磨きながら生きており、それをハイブランド品を身につけたから会得できるのではなく、日々磨いて生きているからこそセンスが輝く訳です。
頭がいいとかファッションセンス以前に生き方ダサいやつは全てがダサいから
— 卍 (@RepresentJapan) 2017年5月1日



じゃあ、ファッションにおいて必要なのは何?


『着ている服のチョイスに自信がある』『お気に入りの服を着ていると自信が湧く』といった、自信を身に付けることで『洋服に着られている状態』から『洋服を自分が着こなす』という状態に変わります。
『自分を信じると書いて自信』と読みますが、自分の選んだ服に自信を持てない時点でファッションセンス以前の話ですし、周りからどう思われても堂々と着るべきだと私は思います。
自信が出れば『個性』も出しやすい


自分の好きな色を入れたり、好きな小物や他の人がやっていないような特徴を入れたりと『個性』の入れ方は人それぞれですが、その人にしかないオリジナリティがあります。
ファッションにおいて『オシャレ!』と感じるポイントはこの個性にあると思ってて、雑誌の真似事をすれば誰しもオシャレになれる分けじゃありませんし、個性で差別化するからこそオシャレに見えるようになります。
センスの方程式:自信×個性=ファッションセンス



もりもり的思考でいくと、オシャレに必要なのは『自信 × 個性』だと考えます。
自信が湧くことで、自分の好みや特徴を個性として表現出来るようになり、周りから『オシャレだね!』とセンスを認めてもらえるようになるという流れです。
将来ホストで稼いだお金で
服屋さんをしたい。
自分のファッションセンスには
自信があるし何より服が好き。
好き嫌いはあるやろうけど
嫌いなものはしょうがない。
色々な人とファッションを共有して
それで街中を個性で溢れさせてみたいホストはただの通過点に過ぎない。
— (っ’-‘)ノ🍎@Ai (@Rei_0fficial) 2017年9月11日

どのファッションブランドもそれぞれの個性を持って、生まれてきて販売に至って、世界中の人に愛される商品となりますが、その生みの親も最初は自信も個性も無い赤ん坊からスタートしています。
ゼロからの土台で「どこまで自分に自信を持って《個性という武器》で表現出来るか?」という点にファッションは尽きます。
全身ブランドで固める前にセンスも固めよう。
by もりもり。