本当にあった凹んだ話。
フィクションなら幸せだった…。


高校時代の「もりもり」はどんな人?

当時の俺はイケメンで有名だったんだぜ(もちろん理想)
何処にでもいるお洒落一年生だった。
ピッカピカの一年生(ゆとり世代なら知ってるだろ?)
今回の話は「高校時代」の話です。小学校と中学校時代はお洒落とかそういうのに目覚めてませんでしたし「Real B Voice」が当時の自分にとっては「最高にカッコイイ服」だと想ってたのは懐かしい話。
洒落っ気に目覚め始めて「ワックス」を塗って髪を立たせればかっこいいと想ってたり「腰パン」してブレザーとシャツをだらしな〜く来ていた、どこにでも居るような不良もどきの学生でした。
参照:「まだ腰パンしてんの?w」女子ウケが悪すぎる3つの理由。


長男坊だった自分は同い年や年下だと「妹」みたいに接してしまう部分があり、その反動があってか「同い年の女なんて興味がねぇ…」とか調子こいてて、同学年の女生徒には目もくれずにいました。
バレンタインにチョコや手紙をもらっても、興味のない女性からのアプローチには見向きもせずに”ポイっと”捨てるような男だったので、今思えば「ただのウザい奴」ですね(それで通ってたのが不思議)
バイト先に居た美人な先輩にドキッ”♡”

彼女の無邪気な笑顔にやられた高校時代の俺…。


「飲食店」で勤務していたのですが、出会い目的ではなく、純粋に遊ぶお金が欲しくて働いてました。周りも歳上ばかりで忙しいバイトでしたが、自分なりにやりがいも見出して割と楽しい職場でした。
ある程度仕事も覚えてようやく周りの景色も見れるようになって現れたのが「当時の彼女」です。身長もスラッと高く、綺麗に染まったロングヘアーに、キュートな笑顔を振りまかれてに完全にやられたのが「当時の俺」
まぁ、一目惚れってやつだな。
当時の俺はまだピュアな男だった。
で、勇気を出して告白してみた。

話の流れ的にフラれたと思うじゃん?
でも、それがさ…。


後にも先にもちゃんと告白したのはこの時ぐらいなもんで、あとは大人の事情で上手いこと丸まった経験ばかり。初告白は緊張しましたし、不安で仕方がなかったですが、今となっては良い思い出。
相手的には「私以外に好きな人が居て、その子の相談」だと思ってたと後で聞きました。結構アプローチしてるつもりだったんですが、想像以上に何も効いてなくてこれ聞いた時は焦りましたね(汗)
結果は…



返事を保留された時の気持ち分かる?
まさに生き地獄やで(爆笑)
一旦保留にされた訳ですが「もう無理だ…」って心の中では決め込んでて、返事が来るまでの間めっちゃ凹んでたのを今でも覚えています。本当に凹むのはこれからだと知らずに。
後から聞いた話だと付き合ってた彼氏と別れたばかりだったみたいで、気持ちの整理がつく前に次の人に行くのはどうなのかなと疑問に思っていたらしいです。告白した側からしたらそんな話どうでも良いんですけどね(笑)
でも、返事は意外だった。



まさかのOKだったっていう。
OKじゃないと話が進まないんだけどさ。
絶対にフラれたモンだと思ってたので、返事も来ないで終わるパターンかと思って待っていたのが「1週間」くらいだったと思います。あまり変に連絡しすぎるのも良くないと思って何も連絡せずに待ってたんですよね。
それが「いきなりのOK」だったもんで、当時からクール気取ってた性格でしたがあまりの嬉しさに、食堂に居たツレ数人の昼飯を気分で奢ったのを覚えています(ただのバカw)




地獄の始まりはここから…
さぁ、裁きの時間だ(笑)
初デートで…



まともにデートしたのもこの時が初めてだったので何が良いのかも分からず当時「ハリーポッター」が流行ってたのもあって、ベタな映画館デートに誘った訳です。
向こうもハリーポッターが気になってたみたいで、デートに誘って行くまでは問題も無く、デート前特有のドキドキ感を味わえて幸せだったんですが、問題が起きたのはデートの最中でした。
「デート中」に言われた一言でガチで凹む俺。
事件が起きたのはデート当日。
朝から寝れなくて、ルンルンで待ち合わせ時間を待ちます。


当然ながら待ち合わせ時間に遅れることもなく、余裕を持って待ち合わせ場所に着いたので「ドキドキ」しながら彼女を待ちます。今思えばこの時までが一番楽しかったですね。
自分なりにコーディネイトしたお洒落服に、髪の毛をツンツンにして当時の自分の中では「最高の状態」で自分を仕上げて当日のデートに向かった訳です。
そして、合流した時にそれは起きた…


今でも覚えてるんですが、その時の彼女の反応が今まで見たことがないくらいに「テンションの下がった反応」をされました。もちろん遅刻もしてないですし、何かあったわけでもない。
お互い体調不良でもないし、彼女は化粧もしていて、ビシッとお洒落に決まったコーデをしていたので、俺から言わせれば文句なしの展開だったわけですが、その時の彼女は全く別の感情を持っていたようです。




お前の服ダサいってハッキリ言われた気分でした。
あれほど凹んだのは後にも先にもこの時ぐらいかな(笑)


もちろんその後は…

「Oh my god…」ってまさにそんな感じだった(笑)
その後1ヶ月も過ぎずに別れました。
それ以来、自分の見た目に自信が持てなくなったのがキッカケ。


周りのメンズがお洒落な人ばかりで、彼女自身もモデルをやるぐらい服が好きでお洒落だったので、自然と「お洒落の基準も高く」必然的に彼氏に求めるレベルも高くなっていたのかもしれません。
まぁ、当時の俺はまだ自分に自信も持ててなくて「その自信がようやく板に付いてきたかな?」ぐらいで起きたハプニングだったので、余計に凹む出来事だったのかなと今になっては思います。



「終わり良ければ全て良し」と言いますが、当時の自分はガチで凹んでメシも食えないぐらいでしたが、結果的にこの経験がバネになって、洋服に興味を持って、このブログをやっているので、良い経験をさせてもらったと感謝しています。
「告白しなければ良かったのに…」と思われるかもしれませんが「失敗は成功の素」で、失敗したからこそ得られたものも数多くあるので、俺自身はそうは思っていません。
初めからお洒落な人なんていない。
みんな失敗してて、それでも諦めなかった人がお洒落な人。
by もりもり。