アウトレットの帝王ことCOACHさん。
って、聞こえは良いけど、ただの安売りw
休日のデートやフラッとしたお出かけにはぴったりの定番スポットであるアウトレットですが、各店舗によってブランドは違えど、ほぼ100%の確率で入っているブランドといえば「COACH(コーチ)」です。
制服に身を包んだお姉さんが「入り口で割引券を配っている光景」はアウトレットに行ったことのある方なら一度は目にしたことがあるでしょう(あれも戦略)


入り口で「お会計時に○○%OFF」のクーポンを渡された事がある経験のある方もいらっしゃるかと思います。ただでさえ半額なのに、そこから更に安くするって太っ腹やな。と思うかもしれませんがこれも戦略。
割引券を使うと「俺は得した!」という印象を受けるので、顧客の購買意欲をそそる為に行っているだけです。最初から安くできるんだったら、割引券使う前から値引きしとけって話です。
coachのアウトレットマジックすごい。
7万のバッグが6割引のさらに3割引とか、つい買いたくなってしまうんだけど毎回「あ、別にcoach好きじゃなかったわ」と気がついて買わずに済んでいる。— モザ (息子8ヶ月) (@mozatter) 2018年2月7日


高いと売れないアイテムを割引券と「アウトレット」という上手な仕組みと立地を活用して、上手く捌いて販売してるのは「商売」として捉えると非常に優秀なビジネスモデルだと言えます。。
ただ、ブランドとして見ると「安売り」「みんな持ってる」「ハイブランド持てない人のブランド」など、割引販売をするとマイナスイメージが定着しやすくなるのでその辺は「諸刃の剣」です。
COACHダサくない?

バッグの独り言:売れてるのにダサいってどういうことやねんー!
ブランドだから買ってるでしょ?
コーチって名前が無ければ誰も買わない説。


COACH(コーチ)はブランドとしての知名度は高くとも、オシャレとも高級感があるともいえないデザインなので、一言で言えば“中途半端”な印象が拭えないイメージがあります。
海外セレブや叶姉妹が着用すれば中途半端なイメージも違って見えるのかもしれませんが、大衆が愛用するとどうしても「うわ、ダサい…」と思われてしまう傾向があるようです。
SNSの声
coach嫌い
柄がなんとも言えないくらいにダサいもんw
ま、それ言ったらsupremeもやけどなw— Tact (@Music_and_Tact) 2018年6月5日
COACH好きは全員ダサいって決めつけてる
— ハトリーヌ (@torrymarry) 2013年12月5日
個人的にCoachのあのCの並んだモノグラムってクソダサいと思ってるんだけど、バイト先の女子大生結構使ってるので流行がよく分からない
— てんつる (@tentsuru) 2013年5月8日


バッグや財布によくある”モノグラムのデザイン”は私もダサいと思ってます。定番すぎてみんな持ってますし、オシャレで作ったというよりはグッチやヴィトンの真似して作った感が歪めないです。
ただ、このデザイン以外のアイテムは可愛いデザインも多いです。元が革製品のブランドなので無地のビジネスバッグはメンズでも、定評があるので、デザイン選びさえ間違わなければ、全てがダサい訳ではない。
それに、COACHって貧乏くさいよね?

あ、こっちのコーチじゃないか(ミスった)
持ってる層の質は低いかも…。
金持ちが好んで持ってるイメージはないよな。


アウトレットに出店してるハイブランドだとせいぜい30%OFF前後ですが、それを上回る割引率に加えて、更に割引する荒技を繰り返すコーチが「貧乏くさい」と思われるのも少しわかる気がします。
「ブランド=高い」のイメージが世間では浸透しているので、その真逆の行為である“割引”はそれ自体が優秀な販売戦略も、世間から見ると安っぽい印象に映ってしまうようです。
エルメスと戦わせてみた

C軍団「赤信号みんなで渡れば怖くない…」
VS

H氏「なんや、文句あるんかい」


コーチの財布やバッグは安くて誰でも買えるぐらいの価格まで下がってるので、持ってる人の層が落ちて、貧乏くさいと思われているのが私の見解です。
コーチ自体はそういうつもりはなくても、お金のない人ほど「ブランド品が欲しい…」と見栄を張って周りと差を付けたいと思う人は多い為に、世間で起きたイメージが「貧乏くさい」になったと考えるのが妥当でしょう。
そもそもCOACHはハイブランドではない

COACHは《中堅》に位置するブランドです。
HERMESやCHANELといったハイブランドとはランクが違いますし、かといって一番下のブランドではないので、その中間をターゲットに販売を行なっているブランドです。
価格帯もハイブランドと比べて、半分程度の値段で買いやすく「TORYBURCH」や「KateSpade」のようなミドルブランドの位置付けで考えてもらえたら分かりやすいかと思います。
ブランドの本場とも言える「パリ」「ミラノ」からは遠く離れた「ニューヨーク」をブランドイメージとして掲げているぐらいなので、本場のハイブランドとは一線を置いています。


最近ではセレーナゴメスを広告塔に起用したり、ディズニーをコラボしてイメージを明るくさせたりとアメリカブランドならではの企業PRで盛り上げています。
確かに、ラグジュアリーと呼べる印象はコーチにはありませんが、ビジネス戦略としてはハイブランドより上の実力を持っていると言っても過言ではありません。
中堅ブランドの位置付け





COACH(コーチ)が今でも売れている「3つ」の理由。
- 割引商法で上手く購入欲をそそらせる戦略。
- 一応ブランドとしては有名な知名度。
- 少し頑張れば買えるぐらいの価格帯。


高すぎず、安すぎずの顧客心理を揺さぶる価格帯に加えて程よいブランドネームが重なる事でCOACH(コーチ)が「中堅ブランド」としての地位を確立しているのです。
アウトレットの値段しか知らない人は本来のCOACH(コーチ)がどれだけボッタクっているか一度店舗に行ったり「公式サイト」で調べて見ることをオススメします。
なので、コーチを他のハイブランドと比べるのはそもそもズレてます。
さっき、エルメスのバーキンと比較してたのは内緒。


結論

この人、名前なんて言うんだろ(ダサ男くんかな?)
確かにダサいやつはダサい。
セレーナとコラボしたやつとか可愛いけどね。


コーチ自体をダサい、貧乏くさいと思うのは分かりますが、ハイブランドと比べて「ダサい…」「貧乏くさい…」と比べるのはまた違った話になるので、そこで議論するのは論外です。
私たちがどんなにダサくて貧乏くさいと言っても、土日のコーチのアウトレットストアには人が爆発しているのが現実なので、世間の評判が悪くなろうとも暫くはコーチの爆発っぷりは続くでしょう(コーチの思うツボ)
ダサい人は何持ってもダサい。
ブランド品を持つ前に”鏡”を見ましょう。
by もりもり。
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